選択肢が多すぎると幸福度が下がる
スラムダンクより。日本一のエース沢北も、パスと言う選択肢が増えた事で決断が鈍り、今まで完璧に封じていた相手にドリブル突破を許してしまう。
「選択のパラドックス」って言うらしいんだけど、人間は選択肢が増えすぎると決断が鈍って結果的に満足度が下がってしまうそうだ。
買い物でも、食事でも、お見合いパーティーでも、選択肢が多すぎると迷う。
あれが良いんじゃないか、これが良いんじゃないか・・・と迷ってる時間が長くなるほどストレスが溜まり、決断したとしても選ばなかった選択肢が脳裏にチラついて満足度が下がる。
「一生懸命迷って良かった~」と言う経験、あるにはあるだろうが結構少ないよね。
かと言って、選択肢が少なすぎると言うのもそれはそれで不満が残る。
大体、3~5個くらいの選択肢が適量らしい。
選択肢を「自動化」で一気に減らす
どの店に行くか、何を買うか、何を食べるか・・・いちいち迷ってる時間が勿体無い。
俺は、月初めに1日3食×30日=90食の予定をある程度立ててしまう。予定のない自由な食事、外食の回数も決めてしまう。
そして、賞味期限が平気なモノは一気に買い込む。
外食時も「行ったことの無い店」「選んだことのないメニュー」「最初に目についたもの」などのルールを自分で決めておくと、それに沿ってすぐ選択肢を減らしたり、即決できる。
着る服も本当に好きな服に限定し、毎回同じではないが、少ない選択肢の中である程度決まったものを着ている。
スーツや制服って楽だよね。スティーブ・ジョブズが毎回同じ服だったのも多分そんな理由だろう。
「禁止」で選択機会そのものを排除してしまう
俺が禁止してるもの
<買い食い>
いいオトナがみっともない。外で食べ物を買っても、キチンとした場所で食事として食べる。
<一人飲み>
フラッと、バーに入ったり自宅で飲んだり・・・飲む量にもよるけど、常習化しちゃうと結構な金額になるよね。
<コンビニ>
24時間スーパーもあるのに、値段の高いコンビニを使う意味ってなんだろう・・・?少し近い、ただそれだけなんだよね。
<衝動買い>
大抵ロクな事にならない。その場で考える事すら禁止。
貯金も増える
無理すること無く、無駄遣いが圧倒的に減る。
まぁ、残す選択肢を値段の高いものにしなければの話だけど・・・
選択肢が少ないから大事な人を選べた
親友や恋人や恩師、自分の人生の中で外せない重要な人物も実は、ある程度絞られた選択肢の中で選んだケースが多いんだよね。
地球上の70億人から、日本全土1億3000万人から選んだ訳じゃない。
地元、クラス、サークル、職場・・・ある程度絞られた狭い枠やコミュニティの中で選んできた。
選択肢が増えれば、多ければいいってもんじゃないと思うんだ。
勿論、ステータスや金と言った間違った基準での選択肢の減らし方には賛成できないけどね。
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